心に残った言葉
こんにちは!
ここ数日は、私は今後どのような道に進むべきか考え、色々行動していました。
「今の自分にできることは何なのか」を模索しておりました。
答えは出たわけではありませんが、段々と自分がしたいことが見えてきました。
以前の私は、何かにつけて結果や方法を求めることをしていたような気がします。
かなり前なのですが、テレビを見ていて心に残ったことがあります。
それは、読書好きの方が集まって議論を交わす番組でした。
そこで、ある作家の方がこのようなニュアンスのことを言っていたと思います。
(うろ覚えなので正確な内容ではありません。)
『ベストセラーも良いけれど、たまには芥川賞や、直木賞といったある一定の評価を受けた本を読むのも良いと思います。読書というのは、すぐに役立つものばかりではなく、人生の一部分で一度読んだことのある本の内容が思い返され、自分の糧となってくれるものもあるんです。』
私は、この方の言葉に感銘を受けました。
その方は何か役に立ちそうだから読むのではなく、それを超えたところにも読書の面白味があることを伝えたかったのだと思います。
私は、知らず知らずのうちに、目先の利益だけを追い求めるようになっていたと思います。
自分に役に立つような本ばかりを買っていました。もしかしたら、それは日常の他の部分にも及んでいたかもしれません。
このことだけが、原因ではありませんが、自分の今までの心の支えであった哲学書や自己啓発本などを売りました。
合計で10冊ほどです。自分が選びに選んで残しておいた本の数々でした。
それらは数年間、私の心の支えとなってくれました。
なぜ売ってしまったのかというと、なんだか私は、その本達に縛られているような気になったのです。
事あるごとに、その本のフレーズを思い出し、読み返すようになっていました。
今でも、そのような本の内容はよく覚えています。今後も、私の糧となって生きてくれると思います。
でも、どんなものでも固執は良くない気がしました。
自分で考え、行動することで道は拓けるのではないかと思いました。
そして、人生に正解はなく、それぞれの道があるのだと思いました。