私が鍼灸院に行き始めた理由
こんにちは!
昨日、鍼灸院に行ってきたことを投稿させてもらいました。以下の記事になります。
病院は行ったことはあるけど、鍼灸院は行ったことがない。という方、結構多いかと思います。
ですので、私がどのようにして鍼灸院を知ったのか。いきさつについて書いてみたいと思います。
私が、大学生の時に就職が決まって、4月に入社することになっていた時のことです。
私は前々からあまり身体が強くないにも関わらず、無理をする性格だったので、それまでサークルやアルバイト、ゼミ、旅行等で忙しい日々を過ごしていました。
自分の体力以上のことを続けていたことと、前々からの身体の不調も相まって、就職前の2月、3月は最悪な状況でした。
午前中はいつも身体が重く、顔色も良くない。飲み会などで少しお酒を飲んだだけで、その次の日は1日中調子が悪いなんてことも多かったです。
今までは持ち前の気力と、色々と自分で調べた健康法で何とか乗り切っていたのですが、それも難しい。
病院で検査をされても何処も異常がないとされ、処方された薬を飲んでも良くならない。
せっかく希望の会社に入れて、スタートラインに立てたのは良かったものの、このままでは会社に入ったら、皆についていけないかもしれないという絶望的な状態でした。
そんな時に、私のような原因不明の症状には東洋医学である鍼灸治療が効く可能性があることを本で見ました。
一縷の望みを持って、私のような症状を見てくれる治療院はないか調べていました。
そして、見つけたのが現在、行っている鍼灸院です。
具合が悪かったので、這うようにして行って、先生に診てもらうと、先生は
「きっと、治ります」
そう言ってくれました。
治療家として、あまりそういうことは言うのはどうなのか分かりませんが、私は涙が出るほど嬉しかった。何と言ったって、そんなことを言ってくれる人は初めてでしたからね。
その言葉通り、私の体調は結構良くなりました。会社にも2年間勤めることができました。
今、考えるとそれは奇跡のように思えます。あの時の私には、仕事を続けられることなんて考えられなかったですからね。今も、以前よりは体調も良くなりました。
今回、私がこのブログで鍼灸治療について書いた理由は2つあります。
一つは鍼灸治療という東洋医学による治療も存在することをお伝えしたかったことです。
そしてもう一つは、病気には絶対に負けちゃいけないんだという思いを伝えたかったからです。
私が、大学時代に救われた中村天風さんの名言でこんなものがあります。
たとえ身に病があっても、
心まで病ますまい。
たとえ運命に非なるものがあっても、
心まで悩ますまい。
この言葉を知り、私はどんなに体調が悪くても、心までは病ませないないようにしようと必死でした。
どんな時も必ず希望を持つ。絶対に病に負けちゃいけない。
もしかしたら、良いお医者さんに出会えるかもしれない、新薬が自分の体に合い病気が治るかもしれない、サプリメントや健康食品で良くなるかもしれない、鍼灸といった代替治療で治るかもしれない。
治り方は、人それぞれだと思います。
でも、その救いの手を受け取るには自分自身の心が重要だと思うんです。
健康の時は何でもないですが、病気の時だと明るく笑顔でいるだけでも難しい時もあります。
でも、本当は病気の時だからこそ、明るく元気でいるべきだと思います。
そしたら、きっと奇跡は起こると私は思っています。心さえ失わなければ、奇跡は必ず起きるし、何故か絶妙なタイミングで助けてくれる人が現れる。それがどんなものであるのかは私にはわかりません。
私も数えきれないくらい沢山の人々に助けてもらいました。
本当に感謝しています。
長くなりましたが、最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。